高知県立県民文化ホールは、オレンジホール(1,507席)、グリーンホール(500席)、多目的室(11室)を備えた、地域文化の活性化や豊かな暮らしづくりに貢献する文化施設です。
2つのホールは、オーケストラ、コンサート、演劇、バレエ、オペラなどの芸術文化と触れあう場・創造の場として、また、市街地中心部という好立地を活かした各種学会、講演会、大会、式典など文化交流の場として多くの方々に利用されています。
また、多目的室は、サークル活動や教室、会議や資格講座などに適しており、小規模の交流の場・学びの場として幅広く利用されています。
高知県立県民文化ホールは、関係市民団体から知事に対して意見具申をする組織として設置された「高知県文化施設推進協議会」の意見に基づいて、演劇などの芸術文化の創造と交流の場として県民に親しまれる施設となることを目指して基本計画がつくられました。建築工事は、1975年3月24日起工、翌年9月30日に完成し、同年11月24日に開館しました。
県民文化ホールの管理運営は、当初は県と高知市で設立した「財団法人県民文化ホール」が行っておりましたが、その後、1996年4月に文化施設の一元化・効率化のために当財団を解散し、財団法人高知県文化財団に管理運営を移管しました。そして、指定管理者制度の導入により2006年4月から「公益財団法人 高知県文化財団」が、また2014年4月から「高知県立県民文化ホール共同企業体」が指定管理者となり管理運営を行っております。
開館後40年以上が経過する中での施設の老朽化、また近い将来起きるとされている南海トラフ地震への対応のため、2010年5月から1年2ヵ月の長期の休館を伴う大規模改修工事が行われました。耐震補強が図られるとともに、施設、設備の更新が行われ、より使いやすいホールに生まれ変わりました。建築基準法施行令の改正を受け、2019年4月から1年かけてオレンジ、グリーン両ホールの特定天井改修工事を行いました。併せて舞台照明・音響設備を一新し、優れた芸術文化を快適に楽しめる環境を整えました。
※舞台平面図はこちらをご覧ください。<図面・資料>
名称 | 高知県立県民文化ホール |
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所在地 | 高知市本町4丁目3番30号 |
開館年月日 | 1976年(昭和51年)11月24日 |
敷地面積 | 5,288.15m2 |
建築面積 | 4,701.63m2 |
建築延面積 | 11,842.78m2 |
構造 | 地下1階地上4階SRC造 |
指定管理者 | 高知県立県民文化ホール共同企業体 (代表企業) 株式会社 高知新聞企業 〒780-8666 高知県高知市本町三丁目2番15号 TEL 088-825-4320(FAX 088-825-4312) |
高知県立県民文化ホールは、南海トラフ地震など大規模災害時のみの避難所に指定されています。
高知県立県民文化ホールは、津波発生時における緊急避難場所として指定されています。
津波避難ビルマーク対象となるのは、事務棟4階の多目的室及び廊下等の共用部分・屋上です。
県民文化ホールはAED設置施設となっています。
設置場所は事務棟1階入口および2階事務室です。
県民文化ホールは無線LANでインターネットに接続できる環境を開放しています。利用できるのは、交流スペース周辺とホールの楽屋です。
設定等についてはFREESPOT協議会ページをご覧ください。
建物内(モール含む)は禁煙です。
皆様のご協力をお願いします。